住宅10社、中古物件流通促進へ連携強化 年1万棟成約目指し組織刷新 (3/4ページ)

2015.9.7 06:34

日本の住宅市場は「新築偏重」で、今後、中古住宅の流通が課題となる=千葉県習志野市の住宅街

日本の住宅市場は「新築偏重」で、今後、中古住宅の流通が課題となる=千葉県習志野市の住宅街【拡大】

 優良物件の新モデル

 現在、10社が供給した戸建てストック約353万棟のうち、約0.4%に当たる約1万4000棟が毎年、中古物件として流通しているとみられる。そのうち、スムストックのブランドで仲介され、成約したのは14年度(14年7月~15年6月)に1297棟と全体の9.3%にとどまっている。これは「スムストックの認知度がまだまだ低い」(和田会長)ためで、目標に据える3年後に年1万棟の成約を達成するには認知度向上が今後の課題となる。

 このため、今回の優良ストック住宅推進協議会の組織刷新で、運営に各社の不動産会社を加えるなどして流通部門との連携を緊密化。物件をデータベース化して広く購入希望者とのマッチングを図り、成約数の拡大につなげる考えだ。

 同ブランドの成約数は過去7年間で累計3741棟、14年度は前年度を70%上回り、右肩上がりで増えている。また、資格を持った「スムストック住宅販売士」は同年度末時点で3023人を数える。

築20年超でも資産価値の高い長期優良住宅の販売を目指す

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