また、メルセデス・ベンツ日本は昨年12月、高級セダン「Sクラス」のPHVを投入。年内には主力の「Cクラス」でも発売する予定で、「まだまだ可能性を引き出せる車種だ」(上野金太郎社長)
次世代自動車振興センターによると、平成25年度の販売台数はHVが101万3235台に対し、PHVは1万2972台とHVの約1%にとどまる。トヨタ自動車の「プリウス」などHVの豊富なラインアップに比べ、「車種の選択肢が限られている」(VWグループジャパン)ことが要因とみられる。
国内勢でも三菱自動車がSUV「アウトランダー」のPHVを展開しているが、14年度の販売は英国が1万台、オランダが7400台と欧州が日本の8600台を上回る。同社は「補助金などが充実している」(広報部)と説明する。
国内でも自動車販売店やコンビニなど急速充電器の設置は全国で5000基を超え、普及への環境整備は着々と進んでいる。次世代自動車振興センターは、「プリウスなどのヒットでHVと普及に差が付いたが、PHVは車種が増えるここからが勝負になる」としている。