テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ、大阪市此花区)の運営会社ユー・エス・ジェイが、沖縄で新パークを建設する構想が具体化してきた。米ハワイにも負けない美しい自然などをテーマに掲げ、3時間圏内に国内やアジアの巨大市場を抱える地理的な利点も活用する方向だ。USJで入場者数を5年で7割増に伸ばした同社が沖縄の豊かな自然をいかに集客につなげるのか。沖縄観光の盛り上げを目指す政府や県からの期待も大きい。12月で最終調整する東京証券取引所への再上場にも影響しそうだ。(中山玲子)
沖縄自体をテーマパークに
「沖縄の海や山といった大自然や文化、伝統など様々な良いものがある中で、一番需要を取り込める切り口でテーマを作る」
7月17日、沖縄県庁でユー・エス・ジェイのマーケティング戦略を担当する森岡毅執行役員は沖縄の新パークのテーマについて、こう語った。
沖縄県の翁長雄志知事とユー・エス・ジェイのグレン・ガンペル社長が初めて正式会談した直後だけに構想が具体化すると期待されたが、森岡氏は、パークの体験価値のイメージについて「南国リゾートのリフレッシュ」と説明。都会など遠方から来た客が沖縄の自然に触れてリフレッシュできる内容にすると示唆するにとどめた。