ユー・エス・ジェイが新パークの建設候補地を沖縄に選んだのは、ターゲットとする市場の大きさに注目したからだ。引き合いに出すのが世界を代表するリゾート地ハワイだ。沖縄と自然を中心とする観光資源が豊富な点で共通する。片道3時間圏内に豊富な人口を抱える巨大市場がない一方で、沖縄は「国内やアジアなどの巨大な市場の中にある」(森岡氏)のが特徴だ。
ユー・エス・ジェイは、豊かな自然など沖縄の長所を最大限に生かせば、集客力を大きく伸ばせるとの考え。将来的には県内の複数カ所に施設を建設する構想もあり、森岡氏は「沖縄自体をテーマパークにする。(沖縄に)ないものを作ることで県の総合的な付加価値を高める」と意気込む。
本命なるか
新パークは現在、沖縄県内の複数の候補地の中からひとつの建設地を絞る段階に入っている。ユー・エス・ジェイの意中の場所として本命視されるのが、沖縄本島北部の本部町にある国営海洋博公園だ。敷地面積は約77ヘクタールで、平成14年に開業した世界最大級の水族館「沖縄美ら海水族館」やエメラルドビーチなど10以上の施設があり、26年度は約430万人の入場者が訪れた。