ローソンは11年以降、業界4位のサークルKサンクスのエリア(地域)フランチャイズ運営会社を相次いで自社傘下にくら替えさせてきた。14年には中国地方を中心に展開するポプラへの5%出資も決めたほか、15年2月にはスリーエフの高知県の店舗を引き受けた。同年5月には北関東などで展開するセーブオンが長野県内で展開する27店舗を譲り受け、ローソンに転換するとも発表した。
一方のファミマは、09年12月にエーエム・ピーエム・ジャパン(am/pm)を完全子会社化した上で吸収合併。全国で6400店余りを持つサークルKサンクスの親会社ユニーグループ・ホールディングスと経営統合に向けた協議も大詰めを迎えている。今年9月8日には中部や九州で約650店を展開するココストア(名古屋市)を130億円で買収することも発表した。
生き残りに独自性
一方、大手の攻勢を受ける業界4位以下のコンビニは独自性を打ち出すのに懸命だ。5位のミニストップは、親会社イオンの調達力などをフル活用してコストを削減するとともに、昼は喫茶で、夕方以降はカウンターでビールなどを提供する新業態「cisca(シスカ)」の展開などで収益強化を目指す。今後2年間で東京都の港、中央、千代田の3区に約70店の出店を計画し、これまで比較的手薄だった都心のど真ん中への進出を軸に独自色を打ち出していく。