東芝の臨時株主総会の会場に入る株主ら=30日午前、千葉市美浜区の幕張メッセ(早坂洋祐撮影)【拡大】
5人目の質問者からは「総会が始まる前、社会貢献活動の紹介やCMが(大画面に)映されていたが、見ていてむなしい。『あの不正会計の東芝か』ととらえられるだけ。また、(役員が)何度もペコッと頭を下げているが、誠意がまったく感じられない」と厳しい指摘も。「問題が起きた当時、室町さんは取締役だったが、知らなかったとしても問題で、黙認なら辞めた3社長と同罪だ」と続けると、株主席からは拍手が起きた。
室町氏はCMなどについて、「さまざまなご批判をいただく可能性はあるが、大部分の従業員には責任がなく、正常な姿に戻す改革も必要」。謝罪に関しては「誠意を尽くしているつもりだが、伝わらなければ、今後改善したい」と理解を求めた。
自身への批判には「大変な経営責任を感じており、90%の報酬を返上している。第三者委員会の報告、委員長の会見でも、私自身としては関与がないと認定された。上場廃止という最悪の事態を免れることに注力したい」と釈明した。