【本間ゴルフという情熱】(4-4)2015年は本格的な世界戦略“元年” (3/4ページ)

2015.10.2 05:00

 ◆3つの差別化に磨き

 --今後の重点課題は

 「共通技術開発力とバリエーション生産力、それにフィッティング力という3つの差別化戦略に磨きをかけることだ。また、現在はとにかく機能性を重視する顧客層の開拓に力を入れているが、外観にも価値を求めるセグメントも攻めていきたい。この領域は保守本流。イメージでいえば、ダンロップのゼクシオだ。ゼクシオはプロ野球に例えると読売ジャイアンツ。牙城を崩すことは難しいが、新ブランドの投入などによってしぶとく攻めていきたい」

 --経営環境をどのように認識しているのか

 「ゴルフ市場は縮小しているし、その傾向が加速している可能性もある。ただ、そういった事象ばかりをながめていると暗くなる。スポーツ用品の中でゴルフは圧倒的に大きな市場。われわれはニッチなプレーヤーだったので、成長余地はまだまだ大きい。また、経営体力もついてきた。大規模な投資はできないが、できる範囲で実施していきたい。より多くのゴルファーに、ゴルフライフを楽しんでいただくのがわれわれの願いだ」

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