そして今年8月下旬にはJR西日本が小浜市と京都市を通る独自のルート案を社内で検討していることが明らかになった。小浜ルートに関してはこれまで、小浜市から京都府亀岡市付近を通るルートが主に議論されてきた。新ルートは小浜市から南に向かい、大津市付近を通って京都市に入るというもので、小浜ルートの変形版といえる。
JR西は「ルートについては政府や自治体が策定するもので、積極的に提案するものではない」(幹部)としているが、与党の整備新幹線建設推進プロジェクトチーム(PT)の座長を務める自民党の稲田朋美政調会長は「北陸や長野の人にとっては、京都につながる非常に魅力的なルート」と関心を表明。PTの下部組織として8月から議論を始めた与党の検討委はJR西の独自案を第4のルートとして検討する方針だ。
一長一短
ルートの絞り込みにあたっては建設コストや経済効果などを検証するが、「どのルート案も一長一短がある」(JR西関係者)。