三菱電機は14日、準天頂衛星を活用したGPS(衛星利用測位システム)などを搭載し、自動運転ができるコンセプトカーを公開した。他の車や交差点の死角など事故が起きそうな危険エリアを把握し、安全運転ができるのが特長。自動車メーカーと協力して開発を進め、2020年以降の実用化を目指す。29日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まる「東京モーターショー」に出展する。
コンセプトカーは、衛星から情報を受信するアンテナのほか、監視カメラや赤外線カメラ、超音波センサーなどを搭載。遠くからでも、夜間の山道で動物が飛び出してくるのを正確に検知でき、白線のない道路で渋滞に巻き込まれても車間距離を認識し、事故を防ぐことができる。
14日は報道陣向けの試乗会を実施。コンセプトカーは時速6キロ程度のゆるやかなスピードで、信号機や標識を認識しながら、カーブの道もスムーズに走行した。走行試験では、時速40キロでも安全に運転ができることを確認しているという。