三菱UFJフィナンシャル・グループと三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループのメガバンク3行が、政党への政治献金を再開する検討に入った。大手行による政治献金が復活すれば18年ぶりとなる。経団連が2年連続で加盟企業に献金を呼びかけたことに応じた。
全国銀行協会の佐藤康博会長(みずほFG社長)は会見で、政治献金について「見返りを求めて行うものではなく、企業の社会貢献の一環として重要性を有している」と述べた。献金再開は会員各行の自主判断に任せるとの方針も示した。
3メガは平成10年以降、不良債権処理のため巨額の公的資金の注入を受けたことを理由に献金を自粛していた。メガバンク幹部は「業績が好調に推移する中で賃上げに協力し、株主への配当も増やしている」と述べ、政治献金再開への環境が整ったとの見方を示した。