世界11カ国160社参加
東京モーターショーが29日(一般公開は30日)から11月8日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる。世界11カ国の計160社が参加し、二輪車などを含む76台が世界で初めて公開される。次代の環境対応車として水素で走る燃料電池車(FCV)や、電気自動車(EV)などが競演。開発競争が過熱する自動運転技術も体感できる。国内市場が低迷する中、クルマの近未来を占う祭典に注目が集まる。
自動運転も体感
「先進技術や新しい価値を提供する日本のクルマ作りのショーケース(陳列棚)にしたい」。日本自動車工業会(自工会)の池史彦会長はこう語る。
出展で目立つのが日本の“お家芸”ともいえる環境対応車だ。走行時に、二酸化炭素(CO2)を排出しないFCVでは、トヨタ自動車が発電機として活用できるコンセプト車「FCV PLUS(プラス)」を初公開する。駐車中は地域の電力網などにエネルギーを供給。クルマとして寿命を終えても燃料電池は発電機として再利用できる設計にし、水素社会の実現を後押しする。