三菱重工、アレバ本体への出資も検討

　三菱重工業の宮永俊一社長は３０日、検討を進めていたフランス原子力大手アレバの子会社で原子炉プラント製造を手掛けるアレバＮＰへの出資について、来年１～２月ごろまでの基本合意を目指す考えを示した。平成２７年９月中間決算説明会で明らかにした。宮永社長は同時に、核燃料の再処理や廃炉技術が中心のアレバ本体への出資を検討していることも明らかにした。