ドイツの鉄道関連産業の現状について語るアンドレアス・ベッカー副会長=11日、千葉市美浜区の幕張メッセ(松村信仁撮影)【拡大】
ドイツ鉄道産業連盟のアンドレアス・ベッカー副会長は11日、幕張メッセ(千葉市美浜区)で開催中の第4回鉄道技術展会場で会見し、「規模が大きく、高い技術があり、潜在力は大きい」と、ドイツ産業界が日本の鉄道関連市場に高い魅力を感じていると語った。
その上でベッカー副会長は「ドイツも日本も勤勉な国民性で、ものづくりの能力にもたけている。両国が手を携えれば、鉄道関連分野でもっとよいビジネスができると期待している」と述べた。
日本は現在、ドイツを含むEU(欧州連合)と経済連携協定(EPA)締結に向けた政府間の交渉を進めているが、ベッカー副会長は「ドイツにとっては日本が重要な供給先になるとともに、日本企業も欧州でのビジネスチャンスが広がる」と、妥結への期待感を示した。
2014年のドイツの鉄道関連産業の売上高は前年比25%増の125億ユーロ(約1兆6000億円)。ドイツ鉄道産業連盟は鉄道部品を扱う中堅・中小のメーカー185社が加盟。鉄道技術展には、同連盟加盟の29社と、鉄道車両大手の独シーメンスが出展している。