佐藤社長自身がガイド役を務める。総合商社勤務と、4年半にわたる米国生活で習得した英語を駆使し、本国からの要人を招く外資系企業の接待やインバウンドの外国人観光客にも、江戸の文化や歴史をわかりやすく説明している。
乗り合いサービスでは、日本橋川上流にも行く神田川舟遊びが人気のコース。首都高ガード下にひっそりとたたずむ江戸城石垣や都会の渓谷、鉄道遺産、関東大震災からの復興橋梁(きょうりょう)などが見どころだ。日本橋川、神田川、隅田川の3つの川の個性を楽しめるほか、江戸から東京への都市の成り立ちを実感できるという。
このほか、オリンピックに向かって変貌する東京の今を体感する東京ランドマーク舟遊びは、東京タワー、レインボーブリッジ、スカイツリー、重要文化財の勝鬨橋や永代橋など、東京を代表するランドマークを水の上から60分で堪能できる。名前が決まったばかりの「築地大橋」は、まだ渡れないが、くぐることができるという。