「水の都」復活目指す 江戸の「舟遊び」再現、水路の魅力伝える (3/5ページ)

2015.11.16 06:25

フローティングライフ佐藤美穂社長

フローティングライフ佐藤美穂社長【拡大】

  • みづはは、開放感のある前部デッキが特徴だ

 米での生活きっかけ

 佐藤社長が江戸文化の伝道師としての役割を意識したのは、当時マクドナルドに勤務していた夫の勉取締役に同行し、シリコンバレーなどで生活していたとき、知り合いの米国人たちに歌舞伎など日本の文化のことを質問された経験がきっかけになっている。

 そのときは、東京生まれの日本人なのに、東京の町や歴史のことを何も知らない自分に愕然(がくぜん)としたという。そして、「いつの日か、江戸文化の伝えるガイドのような仕事がしたいという気持ちがわいてきた」と当時を振り返る。

 米国から帰国した後、投資家の澤上篤人氏が立ち上げた、さわかみ投信で働いた。「ハードワークを少しも苦にせず、リスクを取って立ち上げた仕事を精力的に、楽しそうにこなす創業者に影響を受け、起業への意欲が日に日にわいてきた」

 海外旅行などで遊覧船に乗るのが好きだったため、船に関するノウハウもなかったが、思い切って船業界に飛び込む。マクドナルドの後も外食産業に転職していた夫の勉さんも、サラリーマンを退職し、佐藤社長の後を追って、船会社での修業に加わった。

8割のコースを江戸文化の象徴とも言える日本橋発着に設定

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