販売が再開された即席麺マギーが店頭に並んだ=9日、インド西部グジャラート州(AP)【拡大】
インドで国民的人気を誇っていた即席麺「マギー」の販売が再開された。同製品が安全上の問題でインド食品安全基準局から販売停止処分を受けて5カ月。同製品を販売するスイス食品大手ネスレのインド法人ネスレ・インディアはマギーの販売停止に伴い、7~9月期の最終利益が前年同期比60%減、売り上げも同32%減に落ち込み、大きな打撃を受けた。現地紙エコノミック・タイムズなどが報じた。
マギーの販売停止は今年6月、当局が同製品から基準値を大幅に超える鉛などが検出されたと発表したことが発端だ。その後、同社は安全性を主張。当局も再度検査を行い、安全性が確認できたとして販売再開を決定した。
同社のスレシュ・ナラヤナン社長は、引き続き消費者の信用回復に注力するとし、まずは100都市で販売を再開したと述べた。販売再開後、数時間で完売した店舗もあるという。販売停止処分以前は全国450都市で販売しており、同社は順次、販売地域を拡大する方針だ。