シャープ本社【拡大】
経営再建中のシャープの主力取引銀行の三菱東京UFJ銀と、みずほ銀が、来年3月に期限を迎えるシャープに対する融資枠合計5100億円の借り換えに応じる方針であることが、2日分かった。シャープの当面の資金繰りを確保するねらい。不振の液晶事業の本体からの切り離しを必須条件とし、液晶新会社設立に伴う株式などの売却益を借金返済に充てる考えだ。
シャープは経営悪化で資金繰りへの不安が出ているが、主力行の融資が継続されれば、当面の危機的状況を回避できる。
2行は平成24年9月、経営危機に陥ったシャープの運転資金として3600億円の協調融資契約を締結。また、25年9月に償還期限を迎えていた社債2000億円の返済原資として、25年6月には1500億円の追加融資を行っていた。いずれも返済期限は28年3月に設定されている。
しかし、シャープは液晶事業の不振により27年3月期に大幅赤字に転落。新たに中期経営計画を策定し、今年6月には2000億円の資本支援を受けるなど厳しい資金繰りが続いている。