【茨城発　輝く】柴沼醤油醸造　海外へ販路拡大　時代とともに進化する老舗 (3/4ページ)

【会社概要】柴沼醤油醸造

　▽本社＝茨城県土浦市虫掛３７４（（電）０２９・８２１・２４００）

　▽設立＝１９５８年９月

　▽資本金＝１０００万円

　▽従業員＝６０人

　▽売上高＝１０億５０００万円（２０１５年３月期）

　▽事業内容＝しょうゆ、調味料の製造

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　≪インタビュー≫

　□柴沼秀篤社長

　■「おいしいもの」自社で独自開発

　－－どのような考えで商品開発にあたっているのか

　「コンセプトは『おいしいものを作ろう』。コラボ商品のほかにも、炊き込みごはんの素や南高梅のしょうゆ漬など、自社独自でさまざまな商品を開発している。なるべく保存料を使わないようにしている。自分が手掛けることもあるし、スタッフが開発したものもある」

　－－生活の拠点は

　「かつて（会社の敷地内にある）築３０５年くらいの母屋に住んでいた。２０～３０人で暮らせるほどだったが、核家族で住むには広くなって…。小学２年のときに家族で茨城県つくば市に引っ越した。今は川崎市に住んでいる。仕事柄、都内や海外に出掛ける機会が多い。距離を保ち、広い視野で会社を見なければいけないと思っている。週３、４日は土浦市、残りは川崎市というサイクルだ」