アンドロイドではなく、なぜウィンドウズなのか、とよく質問されることを明らかにした星川氏は、ウィンドウズ10がリリースされマイクロソフトの歴史においても大きなマイルストーンになる節目であり、パソコン~タブレット、そしてスマホをカバーし、新しいライフスタイルを提案できると判断。セキュリティー面でも、ウィンドウズはアドバンテージがあるとして、20~50代のビジネスパーソンが仕事でも使える機種として、アンドロイドではなくウィンドウズ10モバイルを採用したのだという。
星川氏によると、「ニュアンス・ネオ」のプロジェクトが本格的にスタートしたのは今年5月。半年で発表にまでこぎつけることができた、その背景には、マイクロソフトの「チャイナ テクノロジー エコシステム(CTE)」がある。CTEは、マイクロソフトが台湾や中国の総合受託(ODM)メーカーを支援して、ウィンドウズデバイスを普及しやすくするための仕組みだ。
星川氏は、ODMメーカーが用意するリファレンスモデルから選択して、自社ブランドの製品にする、という形になる場合、つまり開発に時間もリソースもかけなければ、安く仕上げることが可能になると説明。その場合、特徴は“ローンチまでのスピード”と“安さ”という2つになる。
◆デザイン自分好みに
しかし、ニュアンスでは、新しいライフスタイルを提案するというコンセプトを掲げており、安さを売りにするのでは意味がない。今回、大きな特徴として、好みのデザインにカスタマイズでき、なおかつ素材にこだわったケースが用意された。用意したリファレンスモデルではなく、独自性の強いケースに対応する機種へ取り組んでくれるODMメーカーとともに、他にはないスマホを生み出したというのは、CTEの活用事例としては、グローバルでも例がないものだろう。