ちなみに「ニュアンス・ネオ」は、LTEバンドの1、3、8、9、19、29に対応。NTTドコモやソフトバンクのネットワークで利用可能だ。
トリニティの「ニュアンス・ネオ」は、映画「マトリックス」のヒーロー(主人公)とヒロインの名前という組み合わせでもある。
開発時には、アクセサリーメーカーだからこそのスタンスとして、製品作りにおいて、一度忘れよう、と考えたのが薄さ競争だったと星川氏は語る。厚みを許容することで、大容量バッテリーの搭載と、バッテリーの位置を下寄りにして、持ち心地にこだわることができた。内部設計においても、パーツ配置を調整して端子やスピーカー、ストラップホールの配置をそろえた。
本体にはICカードを格納できるようになっている。本体にくぼみがあり、ICカードを置いてカバーで覆うと、常にICカードを持ち歩ける。NFCのアンテナも配置されており、例えば鉄道系ICカードの残高を読み取る、といった使い方になる見込み。
◆素材にこだわり
アイフォーン向けケースを手掛けてきた中で、手帳型と背面のみ覆うタイプのケースは、半々くらいの人気であることが分かってきた、と語る星川氏は「ニュアンス・ネオ」でもそうしたニーズに対応するべく、背面カバーを用意した、とする。
一つは、ツートンで、上下のカバーを自由にカスタマイズできるというもの。素材も塗装ではなく、本物を採用した。例えば布素材ものはクラレのクラリーノで、起毛の布は東レのウルトラスエードだ。また、木製のケースは、ゼロワンプロダクツの「テナージュ」というシートを使った。これは0.3ミリにスライスした木材を採用したもの。いずれも、インモールド成型によりプラスチック樹脂と素材が一体になっており、剥がれることはない。