長崎の新幹線、結局フル規格化? 開発遅れ…どうなる新型フリーゲージトレイン (1/4ページ)

2015.12.12 17:10

実用に向けた走行試験の遅れるフリーゲージトレイン

実用に向けた走行試験の遅れるフリーゲージトレイン【拡大】

  • フリーゲージトレインの車輪間隔を自動的に変える線路設備「軌間変換装置」=福井県敦賀市(JR西日本提供)
  • 記者会見する石井国交相=30日午前、国交省

 開発が大幅に遅れる新型車両「フリーゲージトレイン」(軌間可変電車、FGT)に関して、石井啓一国土交通相は、「なんとか調整をして決めさせていただきたい」と述べ、九州新幹線長崎ルート(博多-長崎)への投入について、沿線自治体などとの調整を本格化させる考えを示唆した。

 福岡市内で5日に開かれた地元経済界との会合で述べた。

 会合にはJR九州の唐池恒二会長も出席した。唐池氏は「JR九州は、線路を試験運転の場所に提供しており、よい方向に進んでほしい。(開発の遅れについては)いささか責任を感じている」と発言したという。

 長崎ルートについて、政府与党は平成34年度開業をできるだけ前倒しすることで合意した。しかし、FGTは走行試験で不具合が生じ、開業時点で車両を量産することが困難になっている。

 国土交通省は4日、FGT)の走行試験が大幅に遅れると発表した。長崎ルートは平成34(2022)年度開業予定だが、この時点で車両を量産することは極めて困難となった。

FGTに暗雲が立ち込めてきた。長崎ルート沿線自治体の関係者からは…

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