ゴジラや七人の侍…「4Kリマスター」でよみがえる銀幕の名画・記録映像 (1/4ページ)

2015.12.13 17:01

「フランダースの犬」のレストア作業を行う様子

「フランダースの犬」のレストア作業を行う様子【拡大】

 過去の映画やドキュメンタリー番組などを、最新のデジタル技術を駆使して高画質化する「4Kリマスター」が進んでいる。一目見て明らかにきれいだと分かる画質は魅力的で、過去の名作を見返す良いきっかけにもなる。4Kリマスター作業に手間と時間がかかることや4Kに対応するテレビの普及不足など課題も多いが、それでも4Kリマスターへの需要は高いという。(本間英士)

 現在、テレビで放送されている番組はハイビジョン放送(2K)。4Kの解像度は、この約4倍だ。色の鮮やかさや画面の奥行きなどがくっきり映る高精細な映像が特徴という。

 「フィルムは年月がたつと、どうしても劣化・退色も進む。しかし、4Kリマスターなら限りなく当時の画面に近づけられる。名作映画などの本来の“実力”を生かせるのです」。4Kリマスターなどを手掛ける映像処理会社「東京現像所」の酒見弘人課長は、こう力説する。

 同社はこれまで、昭和34年の皇太子殿下と美智子さま(現天皇、皇后両陛下)のご成婚パレードを記録したドキュメンタリー番組や「七人の侍」など黒澤明監督の映画の予告、特撮映画「ゴジラ」といった幅広いジャンルの映像を4Kリマスター化している。

「『ご成婚パレード』は、パレードを眺める人たち一人一人の顔まで分かる」

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