「フランダースの犬」のレストア作業を行う様子【拡大】
今作では、30分強のオープニング映像をデジタル処理。レストア作業などに約150時間を要したという。それだけに、風景の立体感や奥行きは大幅に改善された。
パナソニック映像の阿部隆行テクニカルプロデューサーは「一般的なアニメのフィルム(16ミリ)とは異なり、『世界名作劇場』は映画と同じ35ミリのフィルムで撮影された。だからこそ、4Kで“実力”が発揮できるし、『ペリーヌ物語』のオープニングでたんぽぽの綿毛が飛ぶシーンなど、『こんなにきれいだったのか』と驚かされたことも多かった」と語る。
「世界名作劇場」を制作した日本アニメーション広報の弥山亜希さんは「『世界名作劇場』は今見ても色あせない魅力があるものの、今の子供たちにはなじみが薄いかもしれない。今回は試験的な意味合いもあるが、これをきっかけに幅広い世代に興味を持ってもらえれば」と話している。