□ジェイエイシーリクルートメント・松園健社長
人材紹介業のジェイエイシー(JAC)リクルートメントは、景気回復を背景に業績を拡大している。2015年12月期の売上高は前期比14%増の105億円となる見通しで、10年度に比べると2.5倍の水準にまで拡大した。その原動力となっているのがグローバル関連の領域。松園健社長は「まだまだ伸び代がある。コンサルタントの数を増やしてさらに強化したい」と語る。
--転職市場の現況は
「有効求人倍率などが高水準で推移しており、人材の流動化が進んでいる。こうした中、顕著に増えているのが東南アジアを中心としたグローバル対応。大企業だけでなく中堅・中小、地方の企業も含めてニーズが高まっている。当社の場合、外資系企業への斡旋(あっせん)や日系企業の海外進出に伴う転職支援など、グローバル関連案件の売上高は全体の半分を超えた」
--海外案件では、どういった職種へのニーズが多いのか
「国際会計の経理マネジメントや各国の事業トップ、海外営業など。日系の海外関連求人をみると昨年1年だけで、1100人以上の人材を紹介した。当社はミドルよりも上の層をターゲットとしているため年収も高い。このため紹介人数の実績は、かなりインパクトがある」