インタビューに応じる日本航空の植木義晴社長=東京都品川区【拡大】
--拡大するインバウンドの戦略は
「日本としてインバウンドの増加に対応するには、地方に行っていただくのが一番。我々はそこに貢献できる立ち位置にある。ホームページで地方の魅力を取り上げるとともに、訪日客向けに全国どこでも1万800円で旅行できるパスを作った。ただ、国際線は平均86%の座席が埋まっており、拡大する顧客をみんな取り込むというのではなく、一定の品質を求める顧客に喜んで乗っていただくようにしたい」
--訪日客が帰国後に日本の商品を買う流れもある
「いま日本郵便と協力して、独自の容器を使ったクール便の展開を進めている。冷蔵・冷凍とも70~80時間も温度が保てるので、クール便がない国でも普通のトラックに積める。発送元は37都道府県から送れるが47都道府県に増やし、発送先の国も増やしたい。それなりに配送コストがかかるので、(富裕層需要が見込める)中国や欧米向けを増やしたい」