笑顔で記者会見する、ニトリホールディングスの社長に昇格する白井俊之副社長=26日午後、東京都北区【拡大】
創業者の似鳥昭雄社長から直接社長就任を打診されたのは数日前。記者会見では「従業員が100人もいないころから一緒にやってきたので、自分の会社のつもりです」と気負いはなく、冷静に語った。
昭和54年に入社した当時の「ニトリ家具店」は、まだ北海道にある家具店の一つにすぎなかった。会社が全国や海外に進出する中、つねに似鳥氏を支え、約2年前からは中核事業会社ニトリの社長として店舗運営や営業面で手腕を発揮。似鳥氏も「持ち株会社の社長もやったほうがいい」と考えるようになったという。
交代後は、似鳥氏が会長兼CEOとして会社全体の方針やビジョンを決め、新社長はCOOとして具体的な職務を執行して役割分担する。「日本と海外の課題は近づいており、スピーディーに判断をしたい」と意気込む。
似鳥氏は「実務面は私より詳しい」と高く評価し、期待をにじませた。これに対しては「入社して初めてというくらいほめられた」と笑顔を見せた。
創業50年を控えての社長の交代。しかも、平成28年2月期は29期連続の増収増益を見込んでおり、29年2月期は30期連続の達成に挑む中での新体制となる。