損保ジャパン日本興亜の西沢敬二次期社長=11日午後、東京都中央区(飯田耕司撮影)【拡大】
「経営のスピード、現場主義の2つに徹底的にこだわる」と抱負を語った。
11月末に二宮雅也社長に呼ばれ「策定中の中期経営計画の責任者でもあり、新社長として期待している」と告げられた。戸惑いつつも、その場で次期社長になる決意を固めた。
現場主義を貫くのは、新人時代に配属した名古屋の保険金サービスセクションで、「悲惨な火災の後の保険金支払いで、顧客から喜ばれたことが忘れられない」からだ。
経営のスピードへのこだわりは、「デジタル化の波に乗り遅れている」との危機感が背景にある。商品での差別化が図りにくくなっている現在、「顧客嗜好や利便性をデジタル化で高めないと競合と差がつきかねない」との思いが強い。
趣味はゴルフ、テニス、読書。座右の銘は「一心岩をも通す」。家族は妻、長女、長男。好きな女優は、オードリー・ヘプバーン。「品があり、老いを隠さず慈善活動もしたから」と会見の最後に笑みを見せた。(飯田耕司)