≪Q&A≫
■「外見術」磨き相手に好印象
--父親は斬新なアイデアマンだった
「終戦後日本に帰国した父は、写真館運営とともに出張撮影に励んだ。東京見物のバスツアー客を皇居前で待ち構え、記念写真を撮影して販売した。これが戦後の急速な復興とともに大当たりする。また、遠足や運動会、学芸会など学校行事の撮影を請け負い、100校近くに出入りするようになった。スタジオ、店舗、出張の多角的展開は業界でも先駆的な取り組みだった」
--子供のころから仕事を手伝っている
「父の仕事は大変繁盛し、家族総出だった。私も学校が終わるとまっすぐ帰宅し、暗室での現像、プリント、電話営業などを毎日手伝った。自分の自由な時間がなかなか取れなかったので家業がうっとうしく、長い間、写真には興味が持てなかった」
--社団法人日本ビジュアル支援協会を立ち上げた
「ビジネス社会にとって大事なことは、第三者に好感を持たれること。見られ方である『外見術』を磨くことが必須となるため、スタジオカメラマン、メーキャップアーティスト、マナー講師などが大学、企業などに出向き、講演やメークの実践講座を開いている。姿勢が良く、口角が上がり、目力があると、相手に好印象を与えられる。瞳が生き生きと輝いていると、強い意志や意欲を伝えることができる」
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