ホンダ、世界初の10速AT エンジン車の「多段階化」、開発競争加速 (3/4ページ)

2016.3.14 06:40

10速ATを搭載した「アキュラRLX」の試験車
10速ATを搭載した「アキュラRLX」の試験車【拡大】

 さらに、急加速時に10速から6速など「3段飛び」の変速を可能にして加速感を高めたほか、変速の応答時間をこれまでより30%以上短縮するなど「走り」にもこだわっている。

 エンジン車の開発競争加速

 自動車業界ではギアを使わず、ベルトを通した滑車の径を変化させることで連続的な変速を可能にしたCVT(無段変速機)で燃費改善を図る車種も増えている。だが、CVTは大排気量の出力とは相性が悪いとされており、ホンダは大型車向けに10速ATを開発してきた。報道公開した試験車も高級セダン「アキュラRLX」に搭載しており、大型車の需要が強い北米市場などで投入が見込まれる。

 ホンダは10日、新型燃料電池車(FCV)「クラリティ フューエルセル」のリース販売を開始。2018年までにプラグインハイブリッド車(PHV)を市場投入し、将来的に電気自動車(EV)もラインアップに加える方針だ。

10速ATなどでエンジン車の燃費改善を進めることが、競争力維持には不可欠

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