2016年度の事業説明会にのぞむ東芝の室町正志社長=18日午後、東京都港区【拡大】
経営再建中の東芝は18日、平成29年3月期の連結売上高の目標を4兆9千億円とする事業計画を発表した。相次ぐ事業売却で収益力が著しく低下し、グループの規模を示す売上高は不正会計問題が発覚する前の27年3月期と比べて1兆7千億円以上減少することになる。一連の不祥事による代償の大きさがあらためて鮮明になった。
東芝本体に29年4月に入社する新卒者の採用を中止するなどしてコスト削減を徹底し、純損益は400億円の黒字を確保したい考えだ。
室町正志社長は記者会見で「失った信頼や信用、企業価値は一朝一夕では取り返せない。永続的な発展を遂げられる企業へ再生したい」と述べた。