報道スタンスに疑義 古舘氏らキャスター降板 「偏ってるんです、私」 (1/3ページ)

2016.4.1 07:09

テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」でキャスターを務めた古舘伊知郎氏(右)ら(テレビ朝日提供)

テレビ朝日系報道番組「報道ステーション」でキャスターを務めた古舘伊知郎氏(右)ら(テレビ朝日提供)【拡大】

  • 古舘伊知郎キャスター=六本木・テレビ朝日(撮影日:2015年12月24日)

 テレビ各局を代表する報道番組キャスターが3月、相次いで降板した。テレビ朝日系「報道ステーション」の古舘伊知郎キャスターは安全保障関連法や「緊急事態条項」を最後まで批判し、31日に番組を卒業。TBS系「NEWS23」などでもキャスターが交代する中、意見が対立している問題で一方の立場のみを代弁するような報道姿勢には疑義が上がっている。

 「人間は少なからず偏っている。情熱を持って番組を作れば多少は番組は偏るんです」。古舘氏は31日の放送の最後、「直言」を貫いてきた12年への自負をにじませた。

 その言葉通り、古舘氏は3月の放送で積極的に自説を展開。安保関連法が施行された29日には「やり直して廃案にするなら廃案にする。そのくらいの気構えで国会をやってほしい」と強調。18日には独ワイマール憲法とナチスの全権委任法を持ち出し、緊急事態条項を盛り込んだ自民党の改憲草案を批判した。さらに、11日には、東京電力福島第1原発事故と甲状腺がんの「因果関係がないというのは甚だ疑問だ」と訴えた。

古舘氏のほかにも、NHK「クローズアップ現代」の国谷キャスターが17日に番組を降板

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