資生堂は日焼け止めブランド「アネッサ」でスポーツ向けの需要を掘り起こす考えだ【拡大】
化粧品各社が、新技術を盛り込んだ日焼け止めを相次ぎ投入している。人口減で停滞感を強める化粧品市場にあって、日焼け止めは拡大を続ける貴重な分野だ。各社は特定の利用シーンに的を絞るなどして独自色を競い、商品の多様化をもたらしている。
最近の日焼け止め市場で人気なのは、つけ心地が水に似たジェルタイプだ。それまで主流だった乳液タイプに比べ、塗った後に白く残りにくく、肌に伸ばしやすい点が好まれている。今年は特に、使用感をさらに高めた商品が目立つ。
最大手の花王は、日焼け止めブランド「ビオレ さらさらUVシリーズ」に「爽快ジェルローション」を加えた。汗を乾かすパウダーを配合、さらっとした使用感を実現した。メントールのひんやりした感覚も特徴だ。
ロート製薬の「スキンアクア スーパーモイスチャーエッセンス」は、紫外線をカットする成分を増やさずに効果を高めた。「カット成分を増やすと悪化しがちな使用感と両立させた」とアピールする。