国際ビジネス拠点としての機能が加わることは日本経済にも好影響だ。少子高齢化の中、日本経済の牽引(けんいん)役となる都市が「世界から選ばれる投資先」とならなければ、持続的成長は見込めない。辻社長も会見で「香港などと(外資企業)アジア本部の座を争う」と話す。
テナント奪い合いも
ただ、課題もある。都心のオフィス供給は増加傾向で、「景気が足踏みを続ければ、短期的なテナントの奪い合いになる可能性もある」(三菱UFJ信託銀行の野田誠専門部長)。今後は虎ノ門全体を一体開発するのと同様、東京全体に視野を広げた再開発地区同士の連携も求められそうだ。(佐久間修志)