米ニューヨークのコロンビア大で講演する日銀の黒田総裁=13日(共同)【拡大】
銀行業界への影響についても「マイナス金利(による負担)を顧客に転嫁できないだろうから、(収入である貸出金利からコストの預金金利を差し引いた)利ざやはさらに縮小し、基礎体力の低下をもたらす」と懸念を示した。
日銀は金融機関の収益を圧迫しないようマイナス金利の仕組みを考案したが、「少なくとも短期的な効果は明らかにネガティブ。体力勝負の持久戦は厳しさを増し、長期化する」と主張した。
直前には日銀の雨宮正佳理事も講演し、マイナス金利について「(金融機関の)会計処理やコンピューターシステムなどでどういう影響があるかを見定める必要がある」と述べた。