長崎ちゃんぽん専門店を展開するリンガーハット(東京都品川区)は、オリジナルのちゃんぽん麺を使用したピリ辛の肉みそが特徴の「まぜ辛めん」を発売した。500円台メニューシリーズの第2弾。リンガーハットの秋本英樹社長は「ちゃんぽんの消費が鈍りがちな夏場でも、お客さんに足を運んでもらえるように工夫した」と話し、商品力に自信を示した。
--まぜ辛めんの特徴は
「台湾まぜそばにヒントを得ており、汁がないのが特徴の一つだ。リンガーハットオリジナルのちゃんぽん麺を使用しており、太めの麺に肉みそがよくからむ。残ったタレに別売りのご飯や温度卵(未販売店舗もある)をトッピングすると“混ぜご飯”としても楽しめる」
--夏場の集客のてこ入れを狙った
「まぜ辛めんは、花椒(ファージャオ)を少し利かせ、国産の押し麦を配合した肉みそにこだわりがある。サンショウよりも辛みが強いといわれる花椒は、麻婆豆腐や担担麺などの四川料理によく使われ、さわやかな香りと舌がしびれるような刺激が特徴の香辛料だ。