日産が「軽」自社生産を検討 三菱自不正で不信感、協業解消に発展も (2/3ページ)

 補償については、虚偽の燃費性能を信じて購入したユーザーへのガソリン代の差額負担などが考えられる。しかし、三菱自の具体的な対応策が決まっておらず、「すぐに何かできるわけではない」(日産関係者)状況だ。

 日産と三菱自は2011年に折半出資で軽を企画・開発する合弁会社を設立した。開発した軽の全量を三菱自の工場で生産し、それぞれ販売してきた。不正はこれまで投入された4車種(「eKワゴン」「eKスペース」「デイズ」「デイズルークス」)で見つかった。

 当初、日産には軽のノウハウがなく、協業は投資を抑える狙いがあった。ただ、安くて低燃費の軽は国内市場では人気で、日産でも15年度に約20万台と新車販売の3割超を占めるなど、国内の重要な商品に育っていた。

 一方で、三菱自の販売は6万台程度で、「日産が三菱の工場の稼働率を支えている」(関係者)との声も出ていた。

そんな中、日産のカルロス・ゴーン社長が14年の株主総会で…