【熊本地震】パナ、ダイハツが操業再開へ 物流網回復がなお“壁”

2016.4.22 23:25

 パナソニックは22日、熊本地震で被災した電子部品工場(熊本県和水町)の操業を来週再開すると発表した。ダイハツ工業は、軽自動車の主力生産拠点の大分工場(大分県中津市)と、エンジンなど部品を生産する久留米工場(福岡県久留米市)を週明けの25日から28日までの期間限定で稼働する。

 期間限定なのは、部品供給網の一部が回復していないためで、ダイハツは「5月以降の稼働は未定」(広報)という。

 熊本市にあるドア部品の子会社工場が停止しているトヨタ自動車グループのアイシン精機は、愛知県で同じ部品の生産を開始。海外からも調達するほか、金型を別メーカーに持ち込み生産を頼んでいる。

 一方、サントリーホールディングスは、缶ビール「ザ・モルツ」など消費者向け一部商品の九州への出荷を、25日から5月中旬まで停止する。配送手段が十分に確保できないためだという。ソニーは22日、28日の予定だった平成29年3月期連結業績予想の公表を延期すると発表した。デジタルカメラの画像センサーなどを手掛ける熊本県菊陽町の工場の再開にメドが立たないのを理由に挙げた。

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