
東京都港区の三菱自動車本社のショールーム=4月22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】
これに対し、三菱グループの企業幹部は「悪い情報を上層部に伝えない文化がある。リコール隠しの問題に根本治療ができていなかった」とあきれ顔だ。
三菱自は00年、04年とリコールを届け出るべき車両の欠陥を組織的に隠し、家宅捜索を受けたことなどでブランドが失墜。国内販売が落ち込み窮地に陥ったところを、三菱グループの出資で乗り切った。
相川社長は「00年以降、コンプライアンス(法令順守)を社内に浸透させてきた」と話す。だが05年にも軽自動車のエンジンオイル漏れの不具合を把握したが、10年までリコールを実施せず、国交省の立ち入り検査を受けるなど改善は進んでいない。