
東京都港区の三菱自動車本社のショールーム=4月22日、東京都港区(早坂洋祐撮影)【拡大】
今回の不正発表後の今月21日、社外有識者でつくる企業倫理委員会は「物言わぬ風潮が戻ってきているのではないか」と指摘した。
危機管理に詳しい経営コンサルタントの小宮一慶氏は「(発端の)昨年11月は独フォルクスワーゲンの排ガス不正が大きく報道されていた。問題の重大さに気付かず、報告しないのはコンプライアンスへの意識が低い証拠だ。改善には経営陣や各部門の責任者を刷新するなど荒療治が必要になる」と語った。
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■三菱自動車の不正の経緯
2000年7月 欠陥隠し問題が発覚
04年3月 部品の欠陥認めリコール。その後、欠陥による死傷事故で元社長らが逮捕
05年2月 軽自動車でエンジンオイル漏れの不具合を把握
10年11月 オイル漏れ問題でリコール
12年12月 国土交通省が立ち入り検査
15年11月 日産自動車が共同開発する軽自動車の燃費性能が認証値と違うことを発見
12月 日産が三菱自に再試験を申し入れ
16年2月 日産と共同で再試験
3月末 再試験の結果、燃費性能と認証値の違いを確認
4月1日 社内調査を開始
4月13日 相川哲郎社長に不正を報告
4月20日 4車種62万5000台で不正があったと発表