生保大手4社、マイナス金利で資金運用に苦心 日本国債から外債にシフト (1/2ページ)

2016.4.26 20:53

 生命保険大手4社の平成28年度の資金運用計画が26日まとまり、日本国債から米国債など外国債券へのシフトが鮮明になっていることが分かった。日本国債の利回りが日銀のマイナス金利政策の影響で大幅に低下していることに対応したものだが、各社とも運用利回りを確保しようと苦心している様子がうかがえる。(飯田耕司)

日本国債機能せず

 「経験したことない世界だ。非常時の一年と位置付ける」。明治安田生命保険の山下敏彦副社長は26日の運用計画説明会で危機感をあらわにした。

 生保は、顧客と30年間といった長期間の契約を結んでおり、これまで契約者から集めた保険料について主に安全資産とされる日本国債の20年債や30年債で運用してきた。

 だが、日銀が1月末にマイナス金利政策の導入を決めて以降、10年債の利回りがマイナス圏に突入した。20年債、30年債も0.3%前後と大きく低下、超低金利の状況に拍車が掛かっている。現在、「日本国債は運用対象として機能しなくなった」(日本生命保険の佐藤和夫財務企画部長)というのが実情だ。

 社債も含めた国内債券は、明治安田生命が横ばい、日本生命、第一生命保険、住友生命保険の3社は減少とした。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。