４月の新車販売は「プリウス」Ｖ５　日産「デイズ」や三菱自は燃費不正で激減 (1/2ページ)

　４月の車名別国内新車販売台数は、トヨタ自動車のハイブリッド車（ＨＶ）「プリウス」が前年同月比２．３倍の２万７７０台となり、２位の「アクア」（トヨタ）以下に大差をつけて５カ月連続の首位となった。三菱自動車の燃費データ不正問題に関係した車種は供給先の日産自動車の分も含めて販売停止などで軒並み激減した。

　日本自動車販売協会連合会が登録車を上位３０車種まで、全国軽自動車協会連合会が軽自動車を上位１５車種まで１０日発表した。三菱自は双方ともランク外となった。また三菱自から製品供給を受けて販売好調だった日産の軽自動車「デイズ」は６７．０％減の２４５３台と急落、３月の総合５位から３５位まで後退した。軽自動車だけだと３月３位から１１位まで落ちた。三菱自が不正を発表した４月２０日から販売を停止、販売再開のめどはたっておらず、５月以降も苦戦が続きそうだ。

　首位のプリウスは昨年１２月に発売した新型車の人気が続いている。２位はトヨタの小型ＨＶ「アクア」が１５．８％減の１万３０９９台、３位はホンダの軽「Ｎ－ＢＯＸ」が１４．４％増の１万１６９１台だった。