ハウス食品グループ本社が12日発表した2016年3月期連結決算は、カレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋」を展開する壱番屋(愛知県一宮市)の買収効果で、最終利益は前期比約3・2倍の226億円となった。子会社化に伴い、以前から保有していた壱番屋の株式に評価益が発生するなどし、計170億円の特別利益を計上したことが寄与した。
売上高は4・5%増の2418億円。カレールウなど国内販売は低調だったが、海外の食品売り上げが順調だった。米国では、豆腐を中心に売り上げを伸ばした。大阪市で記者会見した浦上博史社長は「米国はアジア系人口が増えており、今後の市場動向も期待できる」と述べた。
17年3月期は、売上高が19・5%増の2890億円、最終利益は76・6%減の53億円と見込む。