日本製紙、タイで木質バイオマス実証実験 最新技術で来春めど開始 (2/2ページ)

2016.5.16 05:00

 実験設備の生産能力は年8000トンを予定。事業化する場合は、その10倍となる8万トン規模の設備を想定しているという。その場合、投資額は数十億円程度になる見通しだ。

 実験開始に先立ち、4月21日にPPPCと共同研究開発契約を結んだ。日本製紙は14年にSCGパッケージと提携し、約22%を出資している。日本製紙によると、同技術の研究は世界的に進んでいるが、量産化にこぎ着けた例はまだないという。

 同社を含む製紙各社は、国内の紙需要が人口減やデジタル化で先細りとなる中、「脱・紙頼み」を最優先の経営課題に掲げている。一方、間伐材や建築廃材を使って発電する木質バイオマス発電は、CO2排出を抑制できることから、日本を含めて世界的に開発の動きが加速している。日本製紙は「製紙業で培った木材調達ノウハウなどを生かせる」として、事業化で先陣を切りたい考えだ。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。