売り手就活、ベンチャーの奇策 「社長確約」「長期インターン」で知名度補う (1/4ページ)

2016.5.25 05:00

シェイクが開催した新卒採用に向けた説明選考会=3月、東京・麹町の同社セミナールーム

シェイクが開催した新卒採用に向けた説明選考会=3月、東京・麹町の同社セミナールーム【拡大】

 大手企業の採用意欲は依然として高く、学生優位の売り手市場が続く就職戦線。知名度で劣るベンチャー企業は、成長に欠かせない人材の確保が悩みの種だ。社員育成事業などを手がけるシェイク(東京都千代田区)は2017年度新卒採用から、入社3年目に必ず社長に就任する「社長確約型採用」を導入。日本最大級のインターン(就業体験)情報サイトを運営するアイタンクジャパン(同渋谷区)は、自社で働く長期インターン生からの新卒採用を増やす。ベンチャーならではの「仕事を任せる」やり方で入社意欲を喚起、ほしい人材を確保する。

 ◆「上司にしたい」基準

 「すでに創業して運営している学生も、反対につぶした学生もいた。とにかく生きが良いのが多い」

 シェイクの新卒採用責任者として説明選考会に参加した上林周平副社長は、優秀な学生の確保に手応えを感じている。起業意欲が高かったり、社長に興味を持ったりする熱血漢が集結したからだ。選考会は東京、大阪で7回開催し、計106人が参加。このうち26人が面談に進み、6人に内定を出した。例年より自立し、積極的な人材に多く出会えたという。

 面談もユニークで、学生が自ら面接官を選ぶ。公開される社員プロフィルには、顔写真と「働く上での志」だけが書かれている。面接官は、「何のために働くのか」「何を成し遂げたいのか」を読んで選考するが、入社時には最初の上司となる。

面接官が「将来、自分の上司にしてもいいと思えるか」に尽きる

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