売り手就活、ベンチャーの奇策 「社長確約」「長期インターン」で知名度補う (2/4ページ)

2016.5.25 05:00

シェイクが開催した新卒採用に向けた説明選考会=3月、東京・麹町の同社セミナールーム

シェイクが開催した新卒採用に向けた説明選考会=3月、東京・麹町の同社セミナールーム【拡大】

 採用基準は明解。面接官が「将来、自分の上司にしてもいいと思えるか」に尽きる。つまりリーダーシップを発揮して入社3年で社長になれる意欲・ポテンシャルを見る。

 新入社員は入社後2年間、人材育成サービスの提供に携わり、3年目に採用支援事業を行う子会社トップとして1年間限定で、辣腕(らつわん)を振う。

 ただ、「同期の中で社長に就くのは1人(そのほかは副社長、専務など)なので、2年間は互いに切磋琢磨(せっさたくま)しながらポジションを争う。選ばれるには圧倒的に成長する必要がある」と上林副社長は強調する。

 20代から組織のトップとして活躍することで、飛躍的な成長が期待できるという。これによりシェイクを「若手社員が圧倒的に成長する会社に変革させる」(吉田実社長)とともに、人材育成会社として提供するサービスの有効性をアピールする。

 ◆社風理解に期待

 大企業が採用数を増やす中、企業規模が小さく認知度が低いベンチャーは学生から選ばれにくい。就職情報会社マイナビが実施した17年春卒業予定の学生へのアンケートでは、就職先として「大手企業が良い」と答えた人は48.4%に達し、16年卒より5.5ポイント増え、売り手市場を反映して大手志向が明らかになった。

こうした中、ベンチャーは優秀な学生を獲得するため…

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