【セブン&アイ株主総会・詳報(1)】村田社長が最後の議長役に 「ノーサイドの精神で経営を」 (3/3ページ)

2016.5.26 12:51

セブン&アイ・ホールディングス株主総会に出席するため、会場の本社に入る株主ら=26日午前、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)

セブン&アイ・ホールディングス株主総会に出席するため、会場の本社に入る株主ら=26日午前、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)【拡大】

  • セブン&アイ・ホールディングス株主総会に出席するため、会場の本社に入る株主ら=26日午前、東京都千代田区(早坂洋祐撮影)

 男性株主 「1350個のストックオプションを無償で配布するというのはリスクを負っていないのではないか。株式の希薄化ではないか。第3号議案には反対する」

 村田氏 「これはすでに平成20年より導入している。退職慰労金制度を廃止した。事業成績とは関係なく退職する役員に支給するものだ。株主様と一体になった経営、中長期の価値を向上させる必要があるとして、退職慰労金にかえてストックオプションを導入した。別な言い方で申し上げれば、会社の株を買っていくという考えだ。役員は業績に対して責任感を持っている」

 男性株主 「1つのお願いと確認。イトーヨーカ堂の株主だが、パンツのゴムが伸びる。作りが悪い。あんなモノを売っているからだめなんだ。あとはこれからはノーサイドなのか」

 亀井淳イトーヨーカ堂社長 「担当の亀井です。私どもは安心安全でよりよい商品を心がけている。ご不快な思いをさせてしまったが、より満足いただける商品をお届けしたい」

 村田社長 「私としては緊張しておりまして、これからはでなくこれからもでございます」

(続く)

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