恋愛を疑似体験できる人気の「乙女ゲーム」に描いたイケメンキャラが、いつの間にか18禁〝エロゲー〟で一糸まとわぬ獣のような姿に…。怒った女性マンガ家はゲーム提供会社の提訴に踏み切った【拡大】
手口は単純だ。制作会社はAさんが描いたキャラクターの顔部分はそのまま生かし、首から下の着衣部分をソフトを使って削除。新たに用意した裸のイラストと組み合わせたり、キャラクターの顔部分だけを反転させたりして、性交シーンを作り出していた。アイドルの顔写真に裸体をつぎはぎする、あの「アイコラ」と同じ手法だ。
事情を知らないファンからすれば、PSP版のいわゆるエロゲーがこのオンラインゲームであり、Aさんはエロゲーの原画も請け負っていたと考えてしまうだろう。
契約時、イラストに背景や小物が描き込まれることや、着色されることは知らされていたが、それ以上の改変があるとは聞かされていなかった。まして自分の生み出したキャラクターが勝手に「性交」するなど想像さえしていなかった。
裁判所「極めて悪質な改変行為」
提訴に先立ち、Aさんは大手配信サイト内で当該エロゲーの提供元として表示される会社(東京都港区)に問い合わせた。
すると、この会社は、原画の著作権は制作会社にあると聞いており、こちらに責任はない、との回答を寄越してきた。