恋愛を疑似体験できる人気の「乙女ゲーム」に描いたイケメンキャラが、いつの間にか18禁〝エロゲー〟で一糸まとわぬ獣のような姿に…。怒った女性マンガ家はゲーム提供会社の提訴に踏み切った【拡大】
ゲームなどに詳しいデジタルハリウッド大学客員教授の梅本克氏によると、男性向けの美少女・アダルトゲーム市場は縮小傾向にあるが、女性向けゲームは種類が増え、市場が拡大しているという。
今回のような乙女ゲームのほか、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)ゲーム、さらに男性アイドルを育成するジャンルも急激に人気を伸ばしている。背景にはスマホで気軽にゲームができるようになった環境の変化がある。
ただ、オンラインゲーム特有の問題として、梅本氏は「レイティングシステムが確立されていない」と指摘する。レイティングとは一定の基準で対象作品の年齢制限などを決めること。「18禁とは銘打っていてもチェック機能が十分ではなく、著作権保護もしっかりしているとは言い難い」と警鐘を鳴らす。今後も同様の問題が起きる可能性があるという。
当該ゲームはすでに配信が停止されているが、ネット上には今も宣伝用のキャッチコピーが残る。
「切ないエッチシーンが満載で大人の女性の恋心をくすぐります」
切ないのは勝手に“野獣化”されてしまったイケメンたちだろう。
ただ男性ユーザーと違って、女性は露骨な性描写をあまり好まない傾向があるとされる。当該ゲームがどこまで売れたのかは定かではない。