
バンテック京都は小型トラックなどに居住空間を架装した「キャブコン」を主力に売り上げを伸ばしている=5月10日、京都市伏見区(田村慶子撮影)【拡大】
“究極のインドア”
キャンピングカーというと、世界最大の米国市場でおなじみのトレーラーハウスを思い浮かべがちだ。だが、日本でいま人気なのはトラックやバン、軽自動車などに居住部分を搭載した中・小型車。狭い道路・駐車場事情に応えた形で、100万円台から購入できる車種も。お手ごろ価格の車種がそろい、子供連れの若いファミリー層の購入も増えている。
こうした人気を背景に、キャンピングカー専用の宿泊スペースも急増している。日本RV協会が公認する専用宿泊スペース「RVパーク」は平成24年7月に山口県萩市で第1号がオープンして以来、今年4月現在で全国70カ所に拡大。関西では昨年8月の京都市伏見区に続き、今年2月には奈良市月ヶ瀬にオープンした。同協会は「国内には車中泊できる場所が少なく、駐車場に泊まるなどすれば違反・迷惑行為につながる懸念もある。民間や自治体と協力し、まずは全国100カ所の開設を目指している」という。
京都市伏見区でRVパークを運営するのは、キャンピングカー販売店「バンテック京都」だ。店舗に併設したRVパークには、トイレの汚水処理器やシャワー室、電源が整う。梶本ひとみ店長は「九州や四国など遠方からの客も多く、週末の夜は予約で満車になる日もある」と話す。