
バンテック京都は小型トラックなどに居住空間を架装した「キャブコン」を主力に売り上げを伸ばしている=5月10日、京都市伏見区(田村慶子撮影)【拡大】
同店は昨年5月にバンテックの西日本初の直営店としてオープンしたが、車の販売も好調という。掘りごたつ式の広いリビング空間を持つ車種などが人気で、開店1年ほどで当初計画の約3倍を売り上げた。キャンピングカーはアウトドアのイメージが強いが、「車中で食事や睡眠も取れるという意味では“究極のインドア”だ」と、梶本店長は強調する。
客の中心はシニアやファミリーだ。気心の知れた付き合いを望むシニア、そして子供がいて周りの目を気にするファミリー…。周囲との距離感を保ちたい層に売れるのかもしれない。
災害時にも高いニーズ
一方、地震などの大規模災害時におけるキャンピングカーの利用も広がっている。ベッドやトイレなどを備え、仮設住宅として使えるためだ。
実際、平成23年の東日本大震災でも注目され、その後、防災の一環として購入する動きが活発化しているという。震災当時は移動式の薬局となったり、プライバシーの確保が難しい避難所で授乳室代わりにしたりと活用の幅が広がった。
4月に発生した熊本地震で車中泊によるエコノミークラス症候群が相次ぐ中、キャンピングカー、トレーラーハウスの無償貸し出しも始まっている。